新築編22 内装建具工事完成 / 引渡し

 家が遂に完成。うれしさと悲しさが入り混じった複雑な心境、不思議な気分です。 (2004年8月)


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Guidanse
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8月20日

土間と玄関ポーチが完成

昼間、土間の打ち合わせの時、「どんな感じの玄関先がいいですか?」
と言われたが「どんなのでもいいです。」とおまかせにした。
T氏が「そんな投げやりにならないで下さいよ」と言ったが
決して投げやりになっているのではなく、すでにこの時点では、

おまかせした方が断然良いのが出来ると確信していたから。

完成した玄関先は30cm角の白い磁器質タイル貼りの土間とポーチに仕上がった。

このタイルは表面がザラザラしていて雨の日も滑り
にくいタイルである。



ただ難点として思ったことは
”汚れはデッキブラシでこすらないと落ちないかなぁ”というところだけ。

とにかく玄関先もおまかせで正解。


夜、小雨が降る中、差し入れの缶ジュースを入れておいたクーラーボックスを取りに
現場へ向かうとT氏と奥さんがいた。
今夜は仕事ではなくプライベートでちょっとだけ見たくなって来たという。
なんだかうれしくなり、少々世間話しをして現場を後にした。
この家、私はもちろんだけど、作る側(施工さん達)も“思い入れのある家”
になってほしいと思う。


8月24日

内装建具工事完成

新築物語 内装建具工事朝、出勤前に現場へ立ち寄るとは内装建具屋さんと
棟梁が久々来いて、棟梁は最後の仕事でもある
私専用の収納クローゼットスペースや玄関横の
靴置き場などの棚を取り付けた。
仕事が終わった夜の9時すぎ。



電話をするとまだ現場にいるというので急いで向かうと、丁度作業が終わった所で
後片付けをしていた。家の中に入って今日の仕事の成果を見てみる。
建具屋さんが取り付けたリビングドアも良かったが、
棟梁の力作である私専用クローゼットの棚と靴置き場の収納棚には感動。

帰り際、外に出て暗闇の中の家を皆で見上げながらT氏が私に

「あとは明日のクリーニングでとりあえず完成です。」

「とうとう終わっちゃうね〜。」

「でもカーテンはちょっと待っててね」


正直、私はうれしさよりなぜかこのプロジェクトというか
家作りが終わってしまう寂しい気持ちのほうが強く、

「もう終わりだと思うと、なんだか寂しいですね。」と言うと、


「夏祭りが終わった帰り道のむなしさというか
    みんなで騒いだ修学旅行が終わった帰り道というかそんな寂しさがあるよね。」


とC氏がいう。結構ポエマーだなこの人

ほんとそんな気分だ。

そして今日で棟梁の仕事はすべて終了。感謝を述べてお別れをした。
現場で私と徐々に分かち合いながら会話が増えていき、
真夏の暑い中、がんばっていた姿がとても印象深く私の心に残り、
そして私の4歳の息子が現場での仕事姿を見ていて

「大きくなったら大工さんになりたい」


と言わせた棟梁とも今夜でとうとう”お別れ”である。

新築物語 1F内装ドア
1Fの内装ドア
YKKラフォレスタを採用。
手前のミントグリーンの親子ドアがエントランス
に続いているメインドア。
奥のメタリックが入ったバニラ色のドアが
サニタリーへと続くドア。
メインドアを際立てて、他のドアはクロス色と
同調させています。

新築物語 2F内装ドア
2Fの内装ドア。
こちらも1Fのドアと同じくYKKラフォレスタを採用。
ナチュラル色。
シンプルでどこにでもあるようなドア。
2Fのドアはコストを抑えています。
正直に言えば、2Fのドアは安い(笑




8月25日

クリーニング業者が入り、すべての工程が終了

しかし仕事が忙しくて現場にいけず。
夜の10時ころ現場に行くとちょうど建築家さん達が後片付けをしていた。
雑草や庭に置いてあったゴミもすべて取り払われてきれいになっていた。
明日は引渡しだ。
新築物語 2Fロフト
2Fロフト部分
当初の計画では棟梁が造りつけのはしごを
作ってくれる予定でしたが
既製品のアルミ製のはしごを採用しました。
棟梁曰く”こっちのはしごにして正解かな?”





8月26日

引渡し

予定だと31日の引渡しだったが
「9月に入ると学校も始まるし、引越しも一気にやらなければならなくなるので
それでは大変になってしまうから少しでも荷物を運び込むことが出来れば
かなり違うのではないか」

と配慮をしてくれて竣工検査と駄目工事がまだ残っていたが
施主の私と施工さんの同意で今日、引渡しをしてくれた。
特に今週末は天気が崩れそうなので助かりました。

朝、9時に現場に集合して施工さん達が説明をしてくれながら家の中を歩いていく。
テレビのビフォアー・アフターのアフター気分である。

そんな感動をしていると土地家屋調査士のおじさんがやってきて
登記に申請する為の土地や家の測量をやっていった。そのおじさんも

「今ふうのナウい家ができたねぇ〜」

と死語を言い残しここを後にする。(この家を褒めてくれたのは確かだが)

あらためて外に出て家の外観を眺めた。2月の融資の失敗の時点では
こんな素敵な家に住めるとは想像もつかなかった。女房も同じ気持ちだろう。

しかし正直、まだ自分の家だという実感がわかない。

もっとココに居たかったが今日は仕事が忙しい為、私だけ10時に新築を後にした。
そして女房は早速荷物を家の中に運び始める。

あとは少しだけ手直しをしてカーテンが入ればすべてが終わり。

新築物語 引渡し遂にこの時がやってきました。施工さんから施主の
私に本鍵を渡され、ドアを開けます。引渡しです!
何気に緊張する瞬間。今の玄関ドアは
ドアの鍵穴に本物の鍵を入れてロックを
1回してしまうと今まで使ってきた工事用の鍵が
同じ鍵穴だったのに全く使えなくなってしまう。
これには驚いた。
だから工事中に仮ドアが設置されて無かったんだ。


新築物語 リビングリビングドアを開けて初めて眺めたリビングの全景。
ここから我が家は新たな生活が始まると思うと
感動モンです。
天井が通常の家より高いため(2m90cm)
19畳のリビングダイニングだけど空間が大きく
感じられます。化粧梁がよいです。



8月27日

昔からの慣わしで、

「引っ越してくる前にその家の主人が1人で1泊するとよい」

と施工さんが教えてくれたので今日は私が一人で泊まることとなった。
久々独身気分を味わえる。とても楽しみだ。

が、しかし、仕事が終わり、新築に到着するとなぜかリビングの明かりがついていて

「あれ?もう業者は居ないはずなのに?」

なんて思いながら家の中に入るとすでに家族がお泊りをしていた。

「みんなも早くお泊りしたいんだからイイじゃない♪」←女房

カーテンもまだないのに(31日到着予定)結局家族でお泊り。
就寝時、カーテンが無いだけでどこか落ち着かない。

初めて新築に泊まるうれしさが、独身気分を味わえない悲しさで半減

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新築編コンテンツ
1 プロローグ 13 配線工事 外壁・サッシ・玄関ドアの打ち合わせ
2 土地探し/住宅展示場へ行く 14 外部建具工事 フローリング打ち合わせ
3 土地決定/銀行融資(仮申請) 15 ユニットバス設置/銀行決済
4 設計図案お披露目 16 クロス決めなどの最終打ち合わせ
5 設計図完成/土地売買契約/建築請負契約を結ぶ 17 ガルバリウム外壁工事/ジョリパット下地工事
6 地縄張り/住宅ローン本申請通過 18 ジョリパット外壁塗装/カリモクショールーム見学
7 地鎮祭 19 日本初(?)の雨樋工事/内装クロス下地工事
8 着工〜水盛り遣り方墨入れ/基礎工事 20 足場撤去/内装クロス完成
9 足場組み/上棟式 21 合併浄化槽工事/内装建具・設備機器工事
10 屋根板金工事 22 内装建具工事完成/引渡し
11 設備機器と内装建具決定 23 引越し/エピローグ
12 大工工事開始