新築入居直後編3 3ヶ月点検 / 今年を振り返って

3ヶ月点検ではとても些細な部分も気になって仕方ないです(2004年12月)


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Guidanse
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12月22日

3ヶ月点検その1

早いもので住みはじめてから3ヶ月が経過した。巧みな建築技術とセンス
そしてお笑い
を駆使したプロジェクトチーム

“マダムキラーズ”
↑これ見たら怒るだろうなぁ〜施工さん達
↑案の定、怒られたので訂正 1/8追記

が作り上げた我がとんがり屋根の家でもさすがに”木の暴れ”には勝てず、
ほんの少々、不具合な所が出てきた。先日、あらかじめ施工さん達に不具合な所を
画像付きの箇条書きを書いて送っておいた。
まずはその箇条書きから↓

新築物語 3ヶ月点検クロス階段横のクロスの汚れが目立つ。
※心霊写真の検証ではありませんので注意!







新築物語 3ヶ月点検階段階段裏に隙間が出来てしまった。








新築物語 3ヶ月点検滑り出しサッシ1階滑出しサッシが一箇所だけ
←しか開かなくなってしまった。








新築物語 3ヶ月点検カウンターリビングカウンター下
隙間が出来ている。
(私がかつてお手伝いをした時
やってしまった所なので
余計に気になってしまう)





新築物語 3ヶ月点検網戸1階滑り出しサッシの網戸が
最後まで上がらなくなってしまった。








その他に
  • 合併浄化槽のポンプの振動音が2階和室まで響いてきてしまう。
  • 郵便ポストを取り付けてほしい。
  • 階段に手すりをつけてほしい。
とこんな内容の手紙でした。何だかとても細かい部分ばっかりだ(笑)
年末とあって、業者さん達は忙しいので、3日間に分けて点検することとなった。

そして今日、1日目は内装屋さんが2階天井クロスの貼り替えと階段横クロスの
清掃に来てくれた。私は仕事があるので女房が現場に立ち会った。

夜、帰宅して早速女房に様子を聞く。女房曰く、

「よーくやってくれたよ、天井は綺麗になったよ!でも階段横が少しまだ気になってしまう。」

「あと、内装屋さん驚いていたよー。白いクロスなのに汚れが少なくて綺麗だってさ。
 
普通、小さな子供がいるとクロスを触ったりなんかしてすぐ汚れが目立っちゃうんだって。
「私が綺麗好きでよかったねー!」

「アンタはオンナ好きだけどねー


フフフ・・・・さすがマダムキラー4号、奥様を喜ばせる話術をお知りだ!

「あ、そうだ、でもフローリング傷つけていったよ!!
物を落としちゃったんだって、結構目立つよ!」



「あ、そうだじゃねーだろ!一番先に言えよー!!」

私はブツブツ独り言をつぶやきながら2階へ行き、確認をする。


「・・・・・。」


「・・・・・。」





新築物語 ドラ怒り

幅2cm位の鍵キズみたいなもんだけど新築だからなのか傷穴がとても大きく見えてしまう。

本当にコレ、直せるのだろうか?3ヶ月点検で安心する予定が少々不安な夜を過ごしてしまう。
新築して3ヶ月しか経ってないからとっても神経質な私どす。


12月24日

3ヶ月点検その2

C氏が状況を確認する為、やってきた。早速、各部屋、異常がないか確認をする。
特に大きな問題はなかった。そして先日、損傷した2階フローリングの修正をはじめた。
補修ペンとかいう何色もあるクレヨンみたいなものをコテで溶かしながら傷穴に埋めていく。

この方もこだわり屋さんで「もう、大丈夫ですよー」
と私が言っているのに何回も色を合わせてはペーパーがけをするそんな繰り返し。
1時間後、やっと納得したのか修正が完了する。

「そんなクレヨンみたいなのでよくここまで直せますね」

「直したというか正直言えばごまかしたという感じですね。」

「メンテナンスも大変ですね」

「家を売りっ放しで、後は知らないじゃ良くないですよ。

                 そんな施工じゃぁダメです。」


「これからもこの家を面倒みていきますのでよろしくお願いします」

「いやいやこちらこそ」

最後にクロスの清掃の仕方を教わって今日は終了。
C氏に惚れた・・・クリスマスイブ ウフ♪

新築物語3ヶ月点検床修正した場所はどこでしょう?
(傷ついたフローリングを写真に
 残しておけば良かった)






新築物語 3ヶ月点検床修正よーく見ると分かってしまうけど
ここに傷があったことを知らない人は
多分わからないでしょうね。







12月26日

3ヶ月点検その3

今日は急遽、内装屋さんが再びやってきて階段横クロスの汚れを取り除きに来てくれた。
女房がまだ納得していなかった階段横クロスの汚れは実は汚れではなく、
竣工間際に傷付いてしまったクロスの修正でコーキングをかけた部分が
光でテカってしまっているのだそうだ。

この部分の修正と「やらなくていいよ」と言っていたのに子供達が汚した部分も
一緒に清掃をしていってくれた。(子供たちがこの時点でかなり汚していたので言いづらかったのも事実)
夕方、建築家のT氏も忙しい中、やってきて、チェックしてくれたそうだ。

夜、私は仕事から帰宅して早速厳しいチェックをする。

今日は大丈夫だな!フローリング♪

そんなことより玄関から階段にかけてのクロス全体が綺麗になっていたので驚いた。
全然気になっていなかったが3ヶ月しか住んでいないのに結構、汚れていたことに気付く。
(大半は子供が汚したものだけど)

女房も納得した様子。この内装屋さん、クロス用の洗剤も置いていってくれた。

内緒屋さん、君、やっぱりいい奴だなぁ。

ホントはイイ奴だってこと知ってたんだ・・・ボク、ドラ〇もん

今回の3ヶ月点検で一番気を揉んでしまったのは内装屋さん

だったのじゃないのかな?本当にご苦労様でした。

新築物語 3ヶ月点検階段クロス汚れ内装屋さんのおかげで汚れがひどかった
階段横のクロスも綺麗になりました。








12月28日

3ヶ月点検最終

今日はサッシ屋と建築家さん、棟梁がやってきて3ヶ月点検総仕上げの日。
まず建築家さんが1番にやってきてポストを玄関横の外壁に付けてくれた。

新築物語 ポスト設置

「う〜ん、こうやって外壁に穴開けちゃっていいんだ。コレなら俺にもできるなぁ。」

「でもあんまり穴開けないでね♪」

続いてサッシ屋がきてサッシの調整と開かなくなった滑り出し窓を直す。
私も自分で調整が出来るようにと仕事を見ながら教わったが、
素人には少々難しいかもしれない。
最後に棟梁がやってきて屋根裏小屋にある換気口を直し、階段に手すりをつけてくれた。

新築物語 階段上
    ↓
新築物語 階段手すり設置


新築物語 階段手すりなし
    ↓
新築物語 階段手すり

私は、手すりのない雑誌に出てくるようなスッキリした階段の見栄えが大好きだったのだが
子供達が手すりの無い階段を怖がってしまい壁に手をつけながら上り下りしてしまう為、
3ヶ月住んで、階段横のクロス部分が手アカの汚れで凄く、その対策としてつけたものだ。

特に一番下の子供は、”しりもち”をつきながら2階から降りてくるような始末・・・。

小さな子供がいる家庭だと、なかなか雑誌のようにはいかないものだ。

ちなみにこの手すりはサービスでつけてもらった。
↑新築祝いの時、女房が得意とする、声を1オクターブ高くして じわりじわりと笑顔で迫るゴリ押し
  建築家さんが屈してしまった形だ!


ありがとうございます♪

2階では、またC氏が傷ついた廻り縁を補修ペンで修正している。
これまた綺麗に直してしまう。

「すごいなぁー。これ職業としてやっていけますよー
俺も今度、何かやっちゃった時はお願いしますよ。」

なんて棟梁が感嘆するくらい、直す(ごまかす)のが上手だ。まさにC氏の特技です。

「アナタを今日から誤魔化しの匠と言わせてください。」

「それじゃぁ俺の今までの人生、ごまかして生きてきたみたいじゃぁないスかぁ!」←C氏談。

以上で3ヶ月点検が終わった。皆さんご苦労様でした。

直した部分は以下の通り↓

コーキングした後、クロスで修正。
クロスが収縮した為に
隙間が出来てしまったそうだ。






こちらも茶系のコーキングで
埋め込むように仕上げて
修正してくれた。






サッシも調節ネジの締め加減で直りました。
ちょっと素人には難しいかも!









浄化槽のモーター音↓
ポンプの周りに砂を盛り、地盤を固めたら全く音がしなくなった。
今後に砂利を敷く予定でまだ何もしていなかった為、モーターがぐらついていたようだ。

3ヶ月点検で学んだこと(クロス・フローリングの手入れ、サッシの調整、結露対策)
                                              (別窓が開きます)

12月31日

今年を振り返って

今年は仕事と家作りの両立を図った1年でした。ほんと忙しかったです。
2004年・・・今まで生きてきた中で、時の経過が1番早く感じた年かもしれない。

新居に住み始めて最近思うことは

“家作り”って家が完成して終了するのではなく、住み始めてからも
                           続いていくものだと感じています。


”竣工時”って人間に例えるなら赤ちゃんが産声をあげた時と同じなのかも?
主がこの家に住み始めたその日から自分の手で育てていき、
            やがて年月の経過と共に衰えていく部分を面倒みてやる。

                          (ちょっと違うかな、人間は面倒見てもらう方になるからなぁ〜)

まぁどうであれ果てしない付き合いになりそうなのは間違いないです。

でも“家作り”楽しくてしょうがないです。

家を建てた人達は絶対にこう思っているはず。

昔、施工さんとこんな会話があったのをふと思い出しました。

「〇〇さん(オヤジ)の作品(料理)は記憶に残す仕事です。」
「そうですよねー、食っちゃえば形なんか無くなりますもんねー。」

「私達の作品(家)は何かない限り、”一生、形になって残る”仕事なんです。」
「どちらが良いとかではないのですが
 自分の作った作品がいつまでも形になって
 残るっていうのはとてもうれしいもんですよ」

「なんだか画家と同じだなぁ〜」
「そうですよ。」


家作り、とてもいい仕事だ。今度生まれ変わったら建築家になるかな。


マダムキラー工務店・・・・

あっ、いえ、要は財布と相談しながら少しずつ、この家を成長させていきたいと思う。
それではみなさん、良いお年をお迎えください。”家作り”がんばってくださいね。

新築入居直後編 完

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1 電話開通工事 / 光(Bフレッツ)工事など
2 電柱設置に伴う土地使用料 / 家屋調査など
3 3ヶ月点検 / 今年を振り返って