新築編 チェックポイント 8

融資金額を多く借りられていると勘違いしていないか?


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金融機関はどのように融資金額を計算しているのか?

まず住宅ローンをいくら借りられるかは金融機関では返済比率という基準があり
これは年収に対して、いくらまで返済金額を認めるかというものです。
返済比率は銀行によって違うようですが、通常上限30%〜40%位と言われています。

(例)年収300万円で返済比率30%で計算
    1年間の収入300万円×返済比率30%=90万円
  
   ↑1年間に最高90万円まで返済ができる融資が可能。
   と言うことは目安として、ボーナス払い無しの返済の場合とすると
    90万(年間返済比率額)÷12(月)=7万5千円(1ヶ月の返済額)

※当然収入が多い人の方が返済比率も上がるので多く融資金額を受けることができます。
※年収が同じでも10年ローンと35年ローンでは長期の方が融資を多く借り入れることが可能。

ローン試算とローン審査の違い

仮申請(試算)の段階ではあくまで年収からどの程度の融資金額が可能かを
試算するだけなので、実際に(本申請)審査に入ると銀行は将来、金利が上昇した場合を
考慮して、表示された金利より少々高めの金利で算出するようです。
おもに10年固定金利や長期的な平均金利に近い、4%〜5%を基準にして計算する事が
多いと言われています。

(例)年収300万円で返済比率30% 返済期間35年で計算した場合
   1・55%の金利で計算⇒約2025万円
   5%の金利で計算⇒約1980万円
   仮申請した時の金額よりも45万円も少ない

その他に減額を受ける影響があるもの。重要です!

返済比率の上限は住宅ローン以外のローン(カードローン、車のローンなど)の
返済がある場合はその額も含まれます。

特に気をつけなければならないのはカードローンは現在使ってなくても
最高貸付限度額分引かれてしまうといわれています。
持っているだけで減額されてしまうということです。

(例)車のローンが100万円残っている場合
   1980万円−100万円=1880万円
   その上、最高貸付限度額30万円のカードが2枚所有しているだけの場合でも   
   1880万円−30万円−30万円=1820万円

結果この場合、仮申請の段階では1980万円融資が可能だったのが
ローン審査を経て、実際の融資金額は1820円になってしまい、
160万円も減額されてしまったことになります。


○その他に扶養の人数が多いほど減額の対象になってしまうといわれています。
○銀行の場合では他の銀行に断られた人に貸し渋るといわれています。

住宅ローン融資の審査を受ける際には
カードを解約したり、車のローンを終わらせたりして銀行や金融公庫に挑みたいところです。

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