インテリア編 DIYでインテリアシリーズ ロールスクリーン設置

 3度手間でやっとロールスクリーンを設置。ロールスクリーンの奥深さを知る。 (2005年1月)


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Guidanse
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1月3日

ロールスクリーンを設置したい

今年の1発目は


新築物語 玄関FIXサッシ 玄関横のFIXサッシにロールスクリーンをつけたい










建築時に建築家さんから

「ここはくもりガラスにする?透明なのにする?」

と聞かれたが
「玄関ホールだし、人なんか出入りするくらいでここで着替えなんかするわけないし」
なんて思い透明でお願いした。

外からの見た目は透明なサッシの方が私はカッコ良いと思うし、
子供が学校へ登校する姿も見守れると思ったから。

しかし、実際に住んでみると外から丸見えなのは
玄関ホールとはいえ、どこか落ち着かない。

私はパンツ一丁で家の中を徘徊する癖があるが2階に上がる時、

ゼイ肉体美を隣の奥様に見られてしまっているのでは?」

なんて訳の分からん妄想をしながらついつい上がってしまう。
気分が落ち着かないです。たぶん隣の奥様も落ち着かないことだろう・・・。そんなわけない
その上、リビングドアが開けっ放しの時はキッチンの奥まで丸見えになってしまう。
これは早急にどうにかしなければ・・・。

こんな訳でロールスクリーンを求めて
今日、地元では有名な家具インテリアの大型専門店に行った。
案の定、既製品ではサイズが合わない。
仕方ないので少々値が張ってしまうがオーダーメイドで探してみる。

「へぇ〜ロールスクリーンってこんなにいっぱい綺麗なデザインがあるんだ」
と感動をしながらカタログを見ていくうちに
「安いものでいいよね」なんて女房と話をしていたが
私の悪い癖でもある

”分かっちゃいないくせにこだわる”

心が沸々と沸いてきて店員にあーでもない、こーでもないと難癖をつけながら
色々と悩んだ挙句、プルコード式のレモン色をしたデザインスクリーンの注文をしてしまう。

「あれ?予算が大幅に超えてしまったぞ?」

女房の顔はすでに鉄仮面
そんなかわいい女房に、私はいつもこんな言い訳をする。

「品の良いものを長く使う。だから高価でもいいのだ!」

「夕御飯はカップラーメンね!(怒」

「いや!ヌードルだ!ヌードル!」

「・・・・」

女房を尻目に注文票を書き終え、店員さんが

「支払いはどういたしますか?」

と聞いてきたので

「はい、今、現金一括払いで!」

と気前よく言い、財布を開いたのはいいのだが1500円足りない。

「あ、やっぱり、現物が来ないと不安なので着払いで!」

と嘘をいい、どうにかこの場をしのいだ。

今夜は家族5人、かっぱ寿司フルコースの予定が家にまっすぐ帰り、
みんなでチリヌードル。

「オヤジぃー!このラーメン、ちょっと辛いけどおいしい〜」

お前ら・・本当に親孝行な子供たちだなぁ〜
でも私も久々、チリヌードルうまかったです。


1月4日

家具屋さんからダメだし電話

家具屋さんから

「申し訳ないのですが
  このサイズだとプルコード式は作れなく、
    チェーン式なら出来ます。いかがいたしますか?」


と電話があった。
ロールスクリーンの生地の縦幅の比率が何やらでとにかく
プルコード式ではできないそうだ。
訳が分からないので「後でまた行きます。」といい電話を切る。


1月9日

再度、家具屋さんへ行く

仕事の休憩中、家具屋さんに行き、なぜプルコード式が出来ないのか説明を聞く。

ロールスクリーンは生地の幅と高さの比率に制限があるそうで

プルコード式は幅1:高さ3     チェーン式は幅1:高さ8

と決まっているのだそうだ。要するにプルコード式は生地の幅に対して高さが3倍以上に
なってしまうとスクリーンを巻き上げる時、生地が”ぶれて”しまい綺麗に上がらなくなって
しまうそうだ。私はチェーン式はあまり好きではなかったのだが

「チェーンの長さは調整できます」

というので極端に短くしてもらうことで納得をして再度チェーン式で注文票を書いてきた。
あと天井付けのウッドバランスも気に入ったので女房に内緒で追加注文をしてしまった。


1月11日

家具屋さんから再び・・・

家具屋さんから再度電話あり。

「このチェーンにも制限がありまして
  この長さでは全く、スクリーンとして機能しないと
                  業者さんから言われました。」

「チェーンを長くしてもいいですか?どういたしますか?」



「・・・・」

「後で連絡します。」

ガチャ!

どういたしますかじゃねーだろ!
出来ないのならその場で出来ないって言えよ−!!

まぁ、この店員のお姉ちゃん、
対応はとても親切だし、なにせ可愛いからよしとしよう。

さてどうするか。


1月12日

家具屋に電話をする

「申し訳ないのですが、キャンセルします」

「すみませんでした。私の勉強不足で」

「いえいえ、あんた可愛いからまた違うものを買いに行きますよ」

「へっ?あっ、ありがとうございます」

「本当に申し訳ございませんでした」

「いえ、いえ」

カッコつけて(ナンパくさい?)断ったのはいいけれど
ロールスクリーン、いったいどこで買えばいいんだべ?


1月13日

ロールスクリーンについて独学してみる

「とりあえず少し知識をつけておいた方がいいなぁ」なんて思い、少々調べてみた。
取り付け方や操作方法など色々あって想像以上にロールスクリーンって奥が深い!

勉強したこと↓まずは取り付け方から。正面付け天井付けがある。

新築物語 ロールスクリーン正面付け図解 正面付け
 窓枠を覆うように取り付ける方法






新築物語 ロールスクリーン天井付け図解 天井付け
 窓枠の内側に取り付ける方法






ちょっとまてよ・・・。長くなりそうなのでチェックポイントとしてまとめておきます。

チェックポイント ロールスクリーンの基礎知識

でも勉強したところでどーうしよう?ほんとにどこで買えばいいんだべ?
はぁ〜、なんだか憂鬱になってきた。


1月14日

仕事中、ゴミ箱に捨てられたハマチの内臓を見ながらふと思った。
「そうだ、そうだ、中学の同級生にカーテン屋さんがいた!」
相談してみるか。


1月15日

カーテン屋の友人に相談

カーテン屋の友人、O氏に電話をして今までのいきさつを話し相談をする。

「ロールスクリーンってお店だと同じような品物しか並べてないけど
 結構、色んな種類があって複雑なんだよー」

「俺が面倒見てやるよ。」

「よろしく」

その夜、O氏となぜかコンビニで待ち合わせておちあう。

「気に入ったスクリーンがあったら連絡して。そこから話を進めていこう。」

そう言うとカタログ取り出し私に持たせ、連絡先が書いてある名刺も差し出してくれた。

「あれ?なんじゃこりゃ?何、インテリアトータルプランナーって?」

「インテリア全般に何でもやってるんだよ。」

「だって前、カーテン屋っていってたじゃん。」

「いちいち説明するの面倒くせーんだもん。」

「あ、そうですか。」

まぁどうあれとても心強いです。

新築物語 ロールスクリーンカタログ ←借りてきたカタログ


1月18日

ロールスクリーンの生地を決めて、その品番と窓の幅や高さなどを書いたメモを
ファックスで送る。するとその夜、O氏から電話あり。

「ウッドバランスのサンプルなんかうちの会社にあるから
     自分の目で確かめたほうがいいよ。良かったら会社にこない?」

「いくいく!」

丁度、仕事が明日休みなので急遽O氏の会社で打ち合わせをすることとなった。


1月19日

O氏の会社で打ち合わせをする

朝10時、O氏の会社に到着。シルバーのガルバリウムが外壁で
ウグイス色や赤色をした雨樋が目にとまり、屋根がアーチ状の丸い形をした大きな建物に驚く。
我が家が“Wとんがり屋根”ならこの会社は“Wまんまる屋根”の家だ。

O氏と打ち合わせを開始。まずは私が選んだロールスクリーンの生地カタログを見せる。

「お、いいじゃん、いいじゃん、」

ということですんなり決定。

そしてこのサッシのサイズだとやはりチェーン式でないと取り付けが出来ないとのこと。
さらに奥行きが7.8cmしかないので天井付け用のウッドバランスも出来ないそうだ。
(ちなみに10cm以上奥行きがないと取り付けられない。)

正面付けならつけられる。予定変更で正面付けにするかもしくは天井付けにして
ウッドバランスを無くすかのどちらかに迫られた。

どうしても玄関はスッキリとした空間にしたかったので正面付けは気がのらない。
リビングならカッコよいと思うのだが・・・しかしウッドバランスは付けたい。

悩んでいるとO氏が

「そうだ、ごめん、天井付け用のウッドバランスでも正面付けみたいに出来るよ。」

「正面付けのウッドバランスより出っ張らないからすっきり見えるよ。これいいかもよ。」

施工例のカタログを見せてもらいとても気に入ったので
ウッドバランスの形と取り付け方はようやく決まった。
次にウッドバランスの色のサンプルを見せてもらう。

全部で13色もあった。これがまた、階段の色、玄関ドアの色、リビングドアの色、
飾り棚の色、下駄箱収納のドアの色に合わせることが出来る。

悩む・・・・いつしかの2階トイレのクロス決めと同じような心境だ。

家具屋のねーちゃんは2色しか無いなんていってたのにー。可愛いからいいけど。

O氏は我が家のリビングドアに似たモスグリーンの色を進めてきたが、
(綺麗な色だったけど。)
私は階段の無垢の色に合わせることに決めた。

「じゃぁさぁ〜このサンプルやるから家に帰って
         無垢の色に合わせてみて決まったら電話をちょーだい」

「すぐに発注するよ」

「分かった、よろしく」

ウッドバランスのサンプル本をもらって帰宅。早速、色合わせをして
“ナチュラル”
色でお願いをした。やっとめどがたった。
ロールスクリーンがどんな感じに仕上がるのか楽しみである。

そして今回の3度手間で特殊なものが欲しい時は、 
        ”その道のスペシャリストに頼むことに限る”と痛感する



1月31日

やっとロールスクリーンを取り付ける

先日、O氏から品物が届いたとの連絡があり、今日、取りに行って自分でつけてみた。
(もしかしてこれってDIY?DIY初体験?でもDIYって何?)

天井付けのロールスクリーンだけど、金具をビスで2箇所だけ止めるだけでいいので
素人の私にも簡単に取り付けることができた。

新築物語 ロールスクリーン施工前 ←取り付け前











新築物語 ロールスクリーンA ←取り付け後
 サッシ上の木枠がウッドバランス。
 こんなものが結構なお値段なのにはおどろいた。

 これのおかげでチリヌードルになったと言っても過言ではない。






やっとの思いでこの玄関横FIXサッシにロールスクリーンをつけることができた。
しかし、こんな小さなことでも1ヶ月間、月日を費やしてしまった。

新築物語 ロールスクリーンB

これからもまだまだ沢山やることがある。外構、棚の取り付けなどなど・・・・・
いったい、いつになったら”家づくり”は納得をして終わることができるのだろうか?


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